僕は現在、S&P500に約600万円投資しています。
夫婦それぞれの新NISA口座で積み立てています。
ネットではS&P500が
「最強の投資先」
のように語られることがあります。
でも、正直に言うと、そんなに単純ではないと思っています。
実際に自分のお金を入れているからこそ分かるのですが、S&P500にも当然デメリットはあります。
しかも、金額が大きくなればなるほど、そのデメリットは頭ではなく感情に効いてきます。
この記事では、
- S&P500のデメリット
- 実際に怖いと感じるポイント
- それでも僕が積み立てている理由
を正直に書きます。
S&P500のデメリット① 米国集中リスク
S&P500は、アメリカの主要企業500社に投資する指数です。
一見、500社に分散されているので安心に見えます。
ただ、見方を変えると、これはアメリカという1つの国に大きく賭けている状態でもあります。
もし今後、
- アメリカの経済成長が鈍化する
- 他の国や地域が台頭する
- 政治的な混乱や分断が強まる
といったことが起きれば、S&P500のパフォーマンスも落ちる可能性があります。
全世界株式のような商品と比べると、地域の分散という意味では弱いです。
だから、S&P500は「分散されているようで、実はかなり偏っている投資先」だと思っています。
S&P500のデメリット② 暴落時の下落幅が大きい
S&P500は長期で見ると成長してきた指数です。
ただ、その途中では大きな下落も何度もありました。
たとえば、2008年のリーマンショックでは、S&P500は大きく下落しました。
2020年のコロナショックでも、短期間で大きく値下がりしました。
長期で見れば回復してきた実績はあります。
でも、それはあくまで「あとから振り返れば」の話です。
当時の真ん中にいる人にとっては、普通にきつかったはずです。
僕自身、今S&P500に約600万円を入れています。
もし相場が大きく崩れれば、600万円が300万円近くまで減る可能性もあります。
数字で見ると簡単ですが、実際に自分の資産が半分近くになるのは、かなり重いです。
この下落リスクは、積み立てを続けるうえで避けて通れないデメリットだと思います。
S&P500のデメリット③ 円高リスクがある
日本人がS&P500に投資する場合、株価だけでなく為替の影響も受けます。
たとえば、
- S&P500自体は上がっている
- でも円高が進んでいる
という場合、日本円で見た評価額は思ったほど増えないことがあります。
逆に円安なら追い風になりますが、これは自分でコントロールできるものではありません。
つまり、S&P500に投資しているつもりでも、実際にはアメリカ株の値動きと為替の両方を抱えていることになります。
長期では気にしすぎなくてもいいとは思っています。
ただ、短期的には想像以上に影響を受けることがあるので、そこは理解しておく必要があります。
S&P500のデメリット④ 精神的なストレスが大きい
個人的には、これが一番大きいデメリットです。
投資の本や動画では
「長期なら気にしなくていい」
とよく言われます。
それは理屈としては正しいと思います。
でも、実際に自分のお金が何十万、何百万円と減ると、話は別です。
僕は今、S&P500に約600万円を投資しています。
もし市場が大きく下がれば、評価額が一気に減ることもあります。
頭では分かっています。
長期で見れば、回復してきた歴史があることも知っています。
でも、感情までいつも冷静でいられるかと言われると、正直そこは自信がありません。
特に家族がいて、これから教育費もかかる立場だと、
「このまま続けて大丈夫か」
と不安になる場面は普通にあると思います。
だからS&P500は、商品としての優秀さ以上に、持ち続けるメンタルが必要な投資先だと感じています。
S&P500のデメリット⑤ 過去の実績が未来を保証するわけではない
S&P500がここまで人気なのは、やはり過去の成績が非常に優れていたからだと思います。
実際、アメリカは長い間、世界経済の中心であり続けてきました。
企業の成長力も強く、株式市場も大きいです。
ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、過去に強かったことと、今後も絶対に強いことは別だということです。
これから先、
- 世界の勢力図が変わる
- テクノロジーや産業の主役が変わる
- アメリカ以外の地域が伸びる
可能性は十分あります。
投資で一番危ないのは、
「今まで勝ってきたから、これからも当然勝つ」
と思い込むことだと思っています。
S&P500は有力な選択肢ではありますが、絶対ではありません。
そこは冷静に見ておきたいです。
それでも僕がS&P500を積み立てている理由
ここまでデメリットを書いてきましたが、それでも僕はS&P500を積み立てています。
理由はシンプルで、今の自分にとって一番納得できる選択肢だからです。
もちろん、全世界株式にも魅力はあると思っています。
実際、地域分散という意味ではそちらのほうが安心感はあります。
それでも僕がS&P500を選んでいるのは、
- コストが低い
- アメリカの主要企業に広く投資できる
- 長期で見れば成長してきた実績がある
この3つが、自分の中ではかなり大きいからです。
完璧な投資先だとは思っていません。
でも、預金だけではインフレに弱い。
個別株は値動きが大きく、自分には難しい。
その中で、長期で積み立てていく前提なら、今の自分にはS&P500が一番続けやすいと判断しています。
投資で一番大事なのは「続けられること」
投資で結果を左右するのは、
どの指数を選ぶか以上に、その方針をどれだけ長く続けられるかだと思っています。
僕が意識しているルールはシンプルです。
- レバレッジは使わない
- 借金して投資しない
- 生活費とは完全に分ける
派手ではありません。
でも、家計を壊さずに続けるには、このくらいがちょうどいいと思っています。
大事なのは、暴落が来ても生活が崩れないこと。
不安になっても、積み立てをやめずにいられること。
結局、どれだけ優れた商品でも、途中でやめてしまえば意味がありません。
だから僕は、リターンの大きさだけではなく、自分が続けられるかどうかを一番重視しています。
まとめ
S&P500は優れた投資先としてよく挙げられますが、もちろんデメリットもあります。
- 米国集中リスク
- 暴落時の大きな下落
- 円高リスク
- 精神的なストレス
- 過去の実績が未来を保証しないこと
こうして並べると、不安になる要素は普通にあります。
それでも僕は、納得できる戦略としてS&P500を選んでいます。
投資で大事なのは、完璧な商品を探すことではなく、
自分が理解して、納得して、続けられる戦略を持つことだと思っています。
次の記事では、資産700万円までの投資状況を公開します。

