目次
- 暴落時の「買い増すべき」という空気に違和感がある
- 結論は、無理に買い増すべきではない
- 暴落時に一番大事なのは、買い増しより積み立てを止めないこと
- 子育て世帯の「余裕資金」はかなり厳しく考えるべき
- 僕は「買い増せたらラッキー」くらいで考えている
- 買い増しより先に確認すべきこと
- 僕がやらないと決めていること
- まとめ
暴落時の「買い増すべき」という空気に違和感がある
投資をしていると、暴落は避けて通れません。
そして暴落が来るたびに、よく出てくるのがこの話です。
「下がったなら買い増すべき」
たしかに、理屈だけ見ればそうかもしれません。
同じ商品が安く買えるなら、長期では有利に見えます。
実際、ネットでも
「暴落はチャンス」
「こういうときこそ仕込むべき」
という意見はかなり多いです。
でも、正直に言うと、子どもが2人いる家庭ではそんなに簡単ではないと思っています。
独身なら、自分が少し無理をすれば済むかもしれません。
でも家族がいると、暴落時に使えるお金が本当に余裕資金なのかを、かなり慎重に見ないと危ないです。
僕自身、S&P500を中心に投資しています。
だからこそ、暴落時に買い増したくなる気持ちも分かります。
でも同時に、家族がいる以上、勢いだけで動くのは危ないとも思っています。
新NISAでS&P500を持ち続ける不安については、**「新NISAでS&P500を買い続けるのが怖いときに、僕が考えていること」**でも書きましたが、暴落時ほど感情ではなく前提条件を確認することが大事だと感じています。
結論は、無理に買い増すべきではない
最初に結論を言うと、僕は
暴落したからといって、必ず買い増すべきだとは思っていません。
ここはかなり大事だと思っています。
暴落時の買い増しは、うまくいけばその後のリターンを押し上げる可能性があります。
でも、それはあくまで余裕資金があることが前提です。
子ども2人家庭で大事なのは、買い増して将来の利益を狙うことより、
家計を壊さないこと
だと思っています。
だから僕は、暴落時の買い増しを「やったほうがいいこと」ではなく、
条件がそろったときだけやってもいいこと
くらいに考えています。
現金と投資のバランスについては、**「投資に回しすぎは危険?26歳・子ども2人家庭の現金と投資のバランス」**でも書きました。
暴落時こそ、そのバランスを崩さないことのほうが重要だと思っています。
暴落時に一番大事なのは、買い増しより積み立てを止めないこと
暴落時の話になると、どうしても「買い増し」に意識が向きやすいです。
でも僕は、子育て世帯で本当に大事なのは、追加で買うことより
いつもの積み立てを止めないこと
だと思っています。
なぜなら、買い増しはできなくても、積み立てを続けるだけで十分に下落局面を活かせるからです。
暴落すると、同じ金額でも多くの口数を買えます。
これは積み立て投資の強みでもあります。
だから、無理して追加資金を入れなくても、積み立てを継続できていれば、それだけで意味があります。
逆に、暴落時に無理して買い増した結果、あとから家計が苦しくなって積み立て自体を止めてしまうなら、本末転倒です。
子ども2人家庭ならなおさら、
追加で買うことより、普段の積み立てを守ること
のほうが優先順位は高いです。
暴落時にどう行動するかの基本ルールは、**「S&P500が暴落したらどうする?26歳会社員の僕が決めている行動」**でも整理しています。
僕は、買い増しより先に“止めないこと”を重視しています。
子育て世帯の「余裕資金」はかなり厳しく考えるべき
ここが一番大事かもしれません。
暴落時に買い増していいのは、あくまで余裕資金がある場合です。
でも、子どもがいる家庭では、この「余裕資金」の基準をかなり厳しく見たほうがいいと思っています。
たとえば、
- 生活防衛資金を削らない
- 近いうちに使う予定のお金を使わない
- 教育費や子ども関係のお金を流用しない
- 家電や車の急な出費に対応できる状態を崩さない
このあたりを満たして、なお残るお金なら買い増しを検討してもいいと思います。
逆に言えば、
「今は使わないかもしれない」程度のお金は、子育て世帯では余裕資金とは言い切れない
ことが多いです。
家計は理論通りに動きません。
子どもがいると特にそうです。
だから、暴落時に使えるお金は、独身のときよりかなり保守的に考えるべきだと思っています。
この考え方は、**「子ども2人いても生活防衛資金はいくら必要?我が家が決めている目安」**にもつながります。
守りが薄い状態での買い増しは、チャンス取りではなく無理です。
僕は「買い増せたらラッキー」くらいで考えている
暴落時の買い増しで一番危ないのは、
絶対にやるべきこと
だと思い込むことだと思っています。
そうなると、無理をしてでもお金を作ろうとしてしまいます。
現金を薄くする。
最悪の場合、生活に必要なお金まで動かしたくなる。
これはかなり危ないです。
だから僕は、暴落時の買い増しは
できたらラッキー
くらいに考えています。
いつもの積み立ては続ける。
家計に余裕があるなら、少し追加するかもしれない。
でも、余裕がないなら無理にやらない。
このくらいの距離感のほうが、家族がいる家庭には合っていると思っています。
投資界隈では、暴落時に動けた人が正解のように語られることもあります。
でも実際は、動かなかったことが間違いとは限りません。
家計を守れたなら、それは十分に正しい判断だと思っています。
投資額を無理なく続ける考え方は、**「毎月いくら残せばいい?子育て世帯の投資額を決める3つの基準」**でも書きました。
暴落時の追加投資も、その延長線上で考えるべきだと思っています。
買い増しより先に確認すべきこと
もし暴落時に買い増しを考えるなら、僕はまずこの3つを確認します。
1. 生活費に余裕があるか
毎月の支払いが少しでも苦しいなら、買い増しどころではありません。
2. 手元現金が薄くなりすぎないか
暴落時は投資資産が減るだけでなく、不安も増えます。
そのとき現金まで少ないと、かなりきついです。
3. 買い増したあとに相場がさらに下がっても平気か
ここはかなり重要です。
暴落時に買い増したあと、そこが底とは限りません。
さらに下がることも普通にあります。
この3つを考えると、僕は暴落時の買い増しはかなり慎重でいいと思っています。
僕がやらないと決めていること
暴落時に買い増すかどうか以前に、僕がやらないと決めていることもあります。
- 借金して買い増す
- 生活費を削ってまで入れる
- 子どものためのお金を流用する
- 一気に大金を入れて無理をする
このあたりはやりません。
暴落時は、どうしても
「今しかない」
と感じやすいです。
でも、家族がいる家庭で一番大事なのは、チャンスを取りにいくことより、あとで困らないことだと思っています。
だから僕は、暴落時でも攻めすぎません。
むしろ、その場面で攻めすぎないために、普段からルールを決めておくことが大事だと思っています。
この考え方は、**「子育て世帯が投資でやってはいけないこと5つ|僕が避けている行動」**にもかなり近いです。
暴落時の失敗は、商品選びより感情と無理から起きやすいと思っています。
まとめ
暴落時に買い増すべきなのか。
子ども2人家庭の僕の答えはシンプルです。
無理に買い増すべきではない。
まず大事なのは、家計を守りながら、いつもの積み立てを止めないことだと思っています。
そのうえで、
- 生活費に余裕がある
- 手元現金が十分ある
- 子どものお金や近いうちに使うお金を崩さない
こういう条件がそろっているなら、買い増しを考えてもいいです。
でも、そこまで余裕がないなら、無理に動かなくていい。
暴落時に動けなかったからといって、失敗ではないと思っています。
子育て世帯の投資で一番大事なのは、安く買うことより、
家計を壊さずに続けること
だと僕は思っています。

