目次
- 生活防衛資金に正解はない
- 我が家の状況
- 我が家が決めている生活防衛資金の目安
- 子ども2人家庭で「3か月分」は心もとない理由
- 生活防衛資金は投資を続けるためのお金
- 我が家にとって大事なのは「安心して眠れるか」
- まとめ
生活防衛資金に正解はない
投資をしていると、よく見かけるのが
「生活防衛資金は生活費の6か月分」
という考え方です。
たしかに、ひとつの目安としては分かりやすいと思います。
ただ実際は、必要な金額は家庭ごとにかなり違うはずです。
子どもの人数。
住居費の大きさ。
車を持っているかどうか。
配偶者が働いているかどうか。
こうした条件によって、必要な現金の額は大きく変わります。
だから僕は、生活防衛資金に「みんな同じ正解」はないと考えています。
大事なのは、一般論をそのまま信じることではなく、自分の家庭ならいくら必要かを決めることです。
我が家の状況
僕は26歳の会社員で、子どもが2人います。
妻は専業主婦なので、今のところ収入の柱はほぼ僕ひとりです。
投資はしていて、資産の多くをS&P500のような投資信託で運用しています。
ただ、その一方で現金もある程度しっかり持つようにしています。
なぜなら、我が家は
「子ども2人・収入源ほぼ1本・車あり」
という時点で、独身時代よりも守りがかなり重要だからです。
その代わり、住まいは社宅なので家賃負担はかなり軽めです。
もし家賃が高い家庭なら、必要な生活防衛資金はもっと増えると思っています。
我が家がS&P500に投資している理由は、**「子供2人でもSP500に600万投資している理由」**でも書いています。
攻める部分と守る部分を分けて考えるようにしているのが、今の家計の基本です。
我が家が決めている生活防衛資金の目安
我が家では、生活防衛資金は
最低でも生活費の6か月分、できれば1年分近く
を目安にしています。
理由は単純で、子どもがいる家庭は予想外の出費が起きやすいからです。
たとえば、
- 子どもの体調不良で出費が増える
- 家電が急に壊れる
- 車検や修理が重なる
- 仕事や家庭の事情で一時的に家計が崩れる
こうしたことは、別に珍しい話ではありません。
しかも怖いのは、トラブルが1つずつ来るとは限らないことです。
子どもの体調不良と車の出費、さらに家電の故障が重なることも普通にあります。
独身なら、多少無理しても何とかなる場面はあるかもしれません。
でも子どもが2人いると、そうはいきません。
自分だけ我慢すれば済む話ではなくなるからです。
家計全体の考え方については、**「子ども2人でも年間150万円投資できる理由|26歳会社員の家計設計」**でもまとめています。
生活防衛資金は、その家計設計の土台にあるものだと思っています。
子ども2人家庭で「3か月分」は心もとない理由
生活防衛資金については、
「現金を持ちすぎるのはもったいない」
「投資に回した方がいい」
という考え方もあります。
それ自体は間違っていません。
実際、現金を持ちすぎると資産形成のスピードは落ちます。
ただ、子どもが2人いる家庭で生活費3か月分だけというのは、正直かなり心もとないと思っています。
もちろん、夫婦ともに安定収入がある家庭なら話は別です。
でも我が家のように、現時点で収入の中心がひとりに寄っているなら、3か月分は少なすぎます。
ここを甘く見ると、いざ何か起きたときに
「投資している場合じゃない」
となってしまいます。
それでは本末転倒です。
投資額を増やす前に、まずどこまでなら無理なく積み立てられるかを決めることが大事です。
この点は、**「新NISAは月いくら投資すればいい?」**でも考え方を書いています。
生活防衛資金は投資を続けるためのお金
ここはかなり大事だと思っています。
生活防衛資金は、ただ預金口座に置いてあるお金ではありません。
投資を続けるための土台です。
相場が暴落したとき、本当にきついのは評価額が減ることそのものではなく、
「このタイミングで現金まで足りなくなったらどうしよう」
という不安です。
この不安があると、積立を止めたり、下がったところで売ったりしやすくなります。
つまり、生活防衛資金が不足していると、投資判断まで崩れやすくなるということです。
逆に、現金がしっかりあると、相場が荒れても生活はすぐには崩れません。
焦って資産を売る可能性も下がります。
我が家では、生活防衛資金は
家計を守るお金であると同時に、投資の継続力を守るお金
だと考えています。
暴落時の具体的な考え方は、**「S&P500が暴落したらどうする?26歳会社員の僕が決めている行動」**でも書いています。
相場が下がったときに慌てないためにも、先に現金面の守りを整えておくことが大事だと思っています。
我が家にとって大事なのは「安心して眠れるか」
結局、生活防衛資金は数字だけの問題ではないと思っています。
同じ100万円でも、十分だと感じる人もいれば、不安な人もいます。
つまり正解は家計簿の中だけで決まるものではなく、その家庭の性格や価値観にも左右されます。
僕自身、投資にお金を回したい気持ちはあります。
でも、現金が少なすぎて毎月どこか落ち着かない状態は、長く続かないと思っています。
資産形成は短距離走ではなく、長期戦です。
だからこそ、ギリギリを攻めるよりも、続けられる守り方を優先したいです。
まとめ
子ども2人がいる家庭の生活防衛資金は、
一律で「いくらが正解」とは言えません。
ただ、我が家では
最低でも生活費の6か月分、できれば1年分近く
を目安にしています。
理由は、子どもがいると急な出費が増えやすく、
さらに我が家は収入の柱がほぼひとりなので、守りを薄くしすぎるのは危険だからです。
生活防衛資金は、増やすためのお金ではありません。
家計を壊さないためのお金です。
地味ですが、ここが弱いと投資も生活も不安定になります。
だからこそ、まずは
「我が家はいくらあれば安心できるのか」
を決めることが大切だと思っています。
また、我が家の投資方針や家計全体の考え方は、
「子供2人でもSP500に600万投資している理由」
「子ども2人でも年間150万円投資できる理由|26歳会社員の家計設計」
「S&P500が暴落したらどうする?26歳会社員の僕が決めている行動」
でも書いているので、あわせて読んでもらえるとうれしいです。

