目次
- 投資を始めれば不安が減ると思っていた
- 早く大きく入れたほうが得だと思っていた
- いい商品を買えば、あとは悩まなくていいと思っていた
- 暴落が来ても冷静に対応できると思っていた
- 勉強すれば迷わなくなると思っていた
- まとめ
投資を始めた頃は、かなり勘違いしていた
投資を始めたばかりの頃、僕はかなり勘違いしていました。
今振り返ると、知識がなかったというより、
投資に対して都合のいいイメージを持っていた
というほうが近い気がします。
投資を始めれば、お金の不安は少し減ると思っていた。
いい商品を選べば、あとはあまり悩まずに続けられるとも思っていました。
でも実際は、そんなに単純ではありませんでした。
投資は、将来のお金を考えるうえで有効な手段だと思っています。
ただ、最初の勘違いをそのまま引きずると、続け方を間違えやすいのも事実です。
今回は、僕が投資初心者の頃に勘違いしていたことを5つに絞って書いてみます。
これから始める人や、始めたばかりの人にはかなり大事な話だと思っています。
1. 投資を始めれば不安が減ると思っていた
最初にいちばん勘違いしていたのはこれです。
投資を始めれば、お金の不安は減ると思っていました。
貯金だけでは将来が不安。
だから投資を始めれば、少しずつ安心に近づける。
当時はかなり素直にそう思っていました。
でも実際は、投資を始めたからといって不安がなくなるわけではありませんでした。
むしろ、別の種類の不安が増えました。
相場が下がったらどうしよう。
このまま積み立てていて大丈夫なのか。
今の選び方で合っているのか。
こういう不安は普通に出てきます。
要するに、投資は不安を消す魔法ではありません。
将来に備える手段にはなっても、不安そのものをゼロにするものではないと思います。
この感覚は、**「投資をしていても不安は消えない|それでも続ける理由」**でも書きました。
投資をしていて不安になるのは、別におかしなことではないと思っています。
2. 早く大きく入れたほうが得だと思っていた
これも初心者の頃はかなり強く思っていました。
投資は早く始めたほうがいい。
なら、できるだけ多く入れたほうが得だろう。
そんな感覚がありました。
理屈としては半分正しいと思います。
時間を味方につけられるし、投資額が多いほど資産形成は早く進みやすいです。
でも、そこだけ見ると危ないです。
実際には、無理な金額を入れると、相場が下がったときにメンタルが持ちません。
生活費まで気になり始める。
そうなると、積み立てを止めたり、最悪売ってしまったりします。
初心者の頃は、投資額の大きさばかり気にしていました。
でも今は、
大きく入れることより、無理なく続けられることのほうが大事
だと思っています。
最初から理論上の最適解を狙うより、家計の中で続けられる形を作るほうがずっと重要でした。
このあたりは、**「毎月いくら残せばいい?子育て世帯の投資額を決める3つの基準」**でも書いた通りです。
続けられない投資額は、結局多すぎるのだと思っています。
3. いい商品を買えば、あとは悩まなくていいと思っていた
これもよくある勘違いだと思います。
正解の商品さえ選べば、投資はほぼ終わり。
当時はそんなふうに考えていました。
たとえば、S&P500とかオルカンとか、低コストのインデックス投資を選べば、それで勝ち筋に乗れるような感覚がありました。
もちろん、商品選びは大事です。
でも実際には、商品を選んだあとも迷いは普通に出ます。
相場が上がりすぎている気がする。
円高が気になる。
暴落したらどうする。
他の商品にしたほうがよかったのではないか。
こういう悩みは消えません。
つまり、投資は「何を買うか」だけの問題ではなく、
その商品を持ち続けられるかどうか
の問題でもあると思います。
初心者の頃は、商品選びが答えのほとんどだと思っていました。
でも実際は、続け方のほうがずっと難しかったです。
4. 暴落が来ても冷静に対応できると思っていた
これもかなり甘かったと思います。
過去の暴落を調べると、
「長期なら回復している」
「むしろ安く買えるチャンス」
という話がたくさん出てきます。
それを見て僕も、
暴落が来ても、自分は冷静にいられるだろう
と思っていました。
でも、実際に自分のお金が減るのを見るのは別の話です。
頭では理解していても、評価額が何十万円、何百万円と減ると普通に気持ちは揺れます。
特に家族がいると、なおさらです。
初心者の頃は、暴落を知識として見ていました。
でも本当は、暴落は知識だけではなく、感情の問題でもあります。
だから今は、暴落時に自分が冷静でいられる前提では考えないようにしています。
むしろ、冷静でいられなくなる前提でルールを作るほうが大事だと思っています。
5. 勉強すれば迷わなくなると思っていた
最後はこれです。
勉強すればするほど、投資の迷いは減ると思っていました。
もちろん、勉強は大事です。
何も知らずに始めるより、制度や商品、リスクを知っていたほうがいい。
それは間違いないです。
でも実際は、勉強しても迷いがゼロになるわけではありません。
むしろ知れば知るほど、他の選択肢も見えてきます。
S&P500でいいのか。
オルカンのほうがいいのか。
現金を増やすべきか。
新NISAの使い方はこれでいいのか。
つまり、勉強すると安心できる部分もありますが、同時に迷いも増えます。
だから今は、
迷わないことを目指すのではなく、迷っても続けられる形を作ること
のほうが大事だと思っています。
投資は、全部に納得してから始めるものではありません。
ある程度分かったら、あとは自分のルールの中で続けていくしかない。
初心者の頃は、そこが分かっていませんでした。
まとめ
投資初心者の頃に勘違いしていたことを振り返ると、僕はこの5つが大きかったです。
- 投資を始めれば不安が減ると思っていた
- 早く大きく入れたほうが得だと思っていた
- いい商品を買えば、あとは悩まなくていいと思っていた
- 暴落が来ても冷静に対応できると思っていた
- 勉強すれば迷わなくなると思っていた
今思うと、どれも少しずつ甘かったと思います。
でも、最初はそういう勘違いをしやすいのも自然なことだと思っています。
大事なのは、最初から完璧になることではありません。
勘違いに気づきながら、自分なりの続け方に修正していくことだと思います。
投資は、知識だけでも、勢いだけでも続きません。
結局は、
家計を壊さず、自分が納得して続けられる形を作れるかどうか
がいちばん大事なんだと思っています。

