26歳で資産700万円あると聞くと、
「もう十分すごい」
「かなり余裕がある」
と思われることがあるかもしれません。
実際、自分でも年齢だけを見れば、少なくない金額だと思っています。
20代で700万円という数字だけ見れば、ありがたいことにかなり大きいです。
でも、正直に言うと、僕はこの資産額があっても安心はできていません。
不安をあおりたいわけではありません。
悲観したいわけでもありません。
ただ、26歳で妻と子ども2人がいる立場で考えると、700万円という数字だけで「もう大丈夫」とはとても思えないのが本音です。
この記事では、なぜ資産700万円あっても安心できないのか。
子ども2人世帯の僕が感じていることを、できるだけ正直に書いてみます。
700万円という数字は大きい。でも、それだけでは足りない
まず前提として、700万円は決して小さい金額ではありません。
20代でここまで作れたのは、投資を続けてきたことや、社宅で固定費を抑えられていることが大きいと思っています。
ただ、問題はここからです。
資産700万円といっても、その多くは投資信託などの値動きするお金です。
現金が700万円あるわけではありません。
相場が下がれば、見た目の資産額は普通に減ります。
たとえば、投資している資産が大きく下落すれば、700万円が600万円台、500万円台になることもあります。
理屈では分かっていても、家族がいる状態でそれを見るのは簡単ではないと思っています。
つまり、資産700万円といっても、
いつでも安心して使える700万円ではない
ということです。
ここが、数字だけでは見えにくい現実だと思っています。
子ども2人世帯は、これからお金がかかる
もう一つ大きいのは、子どもが2人いることです。
今はまだ小さくても、これから先は確実にお金がかかります。
教育費、食費、習い事、服、学用品。
成長するほど、必要なお金は減るというより、むしろ増えていくはずです。
しかも、子育てのお金は一度きりではありません。
毎年、毎月、じわじわとかかり続けます。
独身なら、自分が多少我慢すれば済むかもしれません。
でも家族がいると、そう単純ではありません。
自分だけの問題ではなくなるからです。
だから僕は、今の資産額よりも、
これから何年も支え続けられるかどうか
のほうを気にしています。
700万円という数字は確かに大きい。
でも、子ども2人の将来を考えると、それだけで安心材料にはならない。
これが率直な感覚です。
一馬力の家計は、やっぱり不安が残る
わが家は今、基本的に一馬力です。
妻は専業主婦で、収入の中心は僕です。
この形には良さもありますが、同時に不安もあります。
もし自分の収入が減ったらどうなるのか。
働き方が変わったらどうするのか。
体調を崩したらどうなるのか。
こういうことを考えると、資産700万円があっても、それだけで安心はしにくいです。
むしろ、一馬力だからこそ、手元資金や資産の厚みはもっと欲しいと感じます。
収入源が一つというのは、それだけでリスクでもあるからです。
投資をしていると、どうしても資産額に目が向きます。
でも本当に家計の安定を支えているのは、資産額だけではなく、
収入の継続性 や 支出のコントロール だと思っています。
その意味では、700万円あってもまだ道半ばです。
「資産があること」と「安心できること」は別だった
実際にここまで来て思うのは、
資産があることと、安心できることは別
だということです。
もっと資産が増えれば不安は消えると思っていました。
でも実際は、資産が増えるほど、守るものや考えることも増えます。
子どものこと。
家計のこと。
今後の働き方。
暴落したときにどうするか。
こうした現実がある以上、単純に「700万円あるから安心」とはなりませんでした。
もちろん、資産がない状態よりははるかにいいです。
それは間違いありません。
でも、安心は数字だけで決まるものではない。
毎月の生活が回ること。
急な出費に対応できること。
相場が崩れてもすぐに資産を売らなくていいこと。
こういう土台があって、はじめて安心に近づくのだと思います。
それでも資産700万円に意味がないわけではない
ここまで書くと、700万円あっても意味がないように聞こえるかもしれません。
でも、もちろんそんなことはありません。
資産700万円があることで、選択肢は確実に増えます。
急な出費にもある程度耐えやすくなるし、将来に向けた土台にもなります。
何より、「何もない状態」ではないことは大きいです。
家計にとっての余白は、確実に作れていると思います。
ただ、言いたいのはそこではありません。
大事なのは、資産700万円をゴールだと思わないことです。
ここで安心しきってしまうと、逆に危ない。
特に家族がいるなら、資産額に酔わず、これからも整え続ける必要があると思っています。
我が家の結論
我が家の結論はシンプルです。
資産700万円はありがたい。でも、安心できる額ではまだない。
だからこそ、これからも
- 固定費を抑える
- 無理のない投資を続ける
- 現金も軽視しない
- 家計を壊さないことを優先する
このあたりを大事にしたいと思っています。
資産形成は、数字を増やすゲームではないはずです。
家族の生活を守りながら、長く続けることのほうが大事です。
26歳で700万円あっても安心できない。
それは悲観ではなく、今の自分の立場を冷静に見た結果です。
だからこそ、見栄ではなく現実を見て、これからも積み上げていきたいと思っています。

