目次
- 結論から言うと、新NISAをやらない選択もありだと思う
- やらない人の気持ちが分かる理由① そもそも減るのが怖い
- やらない人の気持ちが分かる理由② 生活費に余裕がないと始めにくい
- やらない人の気持ちが分かる理由③ よく分からないものにお金を入れたくない
- 職場の40代先輩の話を聞いて、やらない人の感覚はかなり自然だと思った
- それでも僕が新NISAをやる意味があると思う理由
- 本当に大事なのは「やるかやらないか」より「納得しているか」
- まとめ
新NISAの話になると、よく見かけるのがこういう言葉です。
「新NISAは絶対やるべき」
「やらないのはもったいない」
たしかに、新NISAはかなり強い制度だと思います。
非課税で運用できるし、長期で積み立てる人にとっては大きなメリットがあります。
僕自身も投資をしているし、新NISAを活用する意味はあると考えています。
でも正直に言うと、
新NISAをやらない人の気持ちもかなり分かる
と思っています。
むしろ、家族がいる人や、投資に慣れていない人ほど、簡単には踏み出せないのが普通だとも感じます。
今回は、新NISAをやらない選択はありなのか、そしてなぜ僕が「やらない人の気持ちも分かる」と思うのかを、できるだけ正直に書いてみます。
結論から言うと、新NISAをやらない選択もありだと思う
最初に結論を書くと、僕は
新NISAをやらない選択もあり
だと思っています。
ここはかなり大事です。
新NISAはいい制度です。
でも、いい制度だからといって、全員が今すぐ始めるべきだとは思いません。
なぜなら、制度が良いことと、その人の家計や気持ちに合っていることは別だからです。
投資には元本保証がありません。
相場が下がれば、資産は普通に減ります。
頭では分かっていても、実際に自分のお金が減るのを受け入れるのは簡単ではありません。
だから、新NISAをやらない人を見て
「もったいない」
と片づけるのは、少し雑だと思っています。
やらない人の気持ちが分かる理由① そもそも減るのが怖い
これはかなり大きいと思います。
新NISAは非課税です。
でも、非課税だからといって安全なわけではありません。
そこを誤解している人も多いですが、実際には投資なので普通に値下がりします。
ここが、やらない人にとって一番引っかかる部分だと思います。
たとえば、貯金なら基本的に大きく減ることはありません。
でも投資は違います。
積み立てたお金が、数か月後や数年後に減っている可能性がある。
この感覚は、投資をしていない人からするとかなり怖いはずです。
そしてその怖さは、決して間違っていないと思います。
僕も投資をしていますが、相場が下がるのはやっぱり気分のいいものではありません。
だから、やらない人が慎重になる気持ちはかなり自然だと思っています。
関連記事:「新NISAでS&P500を買い続けるのが怖いときに、僕が考えていること」
やらない人の気持ちが分かる理由② 生活費に余裕がないと始めにくい
新NISAの話は、どうしても
「少額から始められる」
「月1万円でもいい」
という方向で語られがちです。
それ自体は本当です。
でも、生活に余裕がない家庭からすると、その月1万円ですら簡単ではないこともあります。
特に子どもがいる家庭では、
- 食費
- 日用品
- 病院代
- 教育関連の支出
- 予想外の出費
こういうものが普通にあります。
そこに加えて、
「将来のために新NISAも」
となると、気持ちのハードルはかなり上がると思います。
だから、やらない人の中には、投資が嫌いというより
今はそこまで回らない
という人もかなりいるはずです。
それを「少額でもやるべき」と簡単に言い切るのは、現実を見ていない気もします。
関連記事:「新NISAを始めても生活が苦しくなる人・ならない人の違い」
やらない人の気持ちが分かる理由③ よく分からないものにお金を入れたくない
これもすごく自然です。
投資に慣れていない人からすると、新NISAという制度自体がまず分かりにくい。
証券口座、投資信託、積立設定、非課税枠。
言葉も多いし、仕組みも少し複雑に見えます。
その状態で、
「とにかく始めたほうがいい」
と言われても、逆に怖くなるのは当然だと思います。
自分がよく分かっていないものにお金を入れる。
これってかなり不安なことです。
むしろ、よく分からないからやらない、という判断は慎重でまともです。
何も知らずに雰囲気で始めるほうが危ないこともあります。
だから僕は、やらない人に対して
「知識がないからダメ」
とはあまり思いません。
分からないなら、一度立ち止まるのは普通だと思っています。
関連記事:「新NISAを始める手順を初心者向けに整理|口座開設前に知っておきたいこと」
職場の40代先輩の話を聞いて、やらない人の感覚はかなり自然だと思った
この感覚がより強くなったのは、職場の40代の先輩の話を聞いたときです。
その先輩は投資の話になると、
「減るのが嫌なんよな」
「よく分からんものに金を入れるのは怖い」
という感じのことを言っていました。
投資に詳しい人から見れば、そこで
「でも長期なら」
「新NISAは非課税だから」
と言いたくなるかもしれません。
でも僕は、その先輩の感覚はかなり自然だと思いました。
40代で、仕事もあって、生活もあって、守るものもある。
その中で、わざわざ値動きのあるものにお金を入れることに慎重になるのは当たり前です。
しかも、投資に興味が強い人ばかりではありません。
お金の管理が嫌いなわけではなくても、
「自分はそこまで分からないし、減るのも嫌だからやらない」
というのは、かなり普通の判断だと思います。
この話を聞いて、僕はあらためて思いました。
新NISAをやらない人には、やらないなりのちゃんとした理由があることが多い。
だから、外から見て簡単に「もったいない」で片づけないほうがいいと思っています。
それでも僕が新NISAをやる意味があると思う理由
ここまで書くと、新NISAをやらないほうがいいように見えるかもしれません。
でも僕は、やはり新NISAには意味があるとも思っています。
理由はシンプルで、
何もしないことにも不安があるから
です。
貯金だけではお金は増えにくい。
物価が上がれば、現金の価値は相対的に下がる。
将来のお金を考えるなら、現金だけで全部まかなうのもまた不安です。
つまり、
- 投資をする不安
- 何もしない不安
この両方があると思っています。
その中で、僕は
不安はあっても、少しずつ投資もしていくほうが納得できる
という考えです。
でも、これは僕の答えであって、全員に同じ答えを押しつけるものではないとも思っています。
本当に大事なのは「やるかやらないか」より「納得しているか」
ここが一番伝えたいところです。
新NISAをやるか、やらないか。
そこだけで人を分けるのはあまり意味がないと思っています。
大事なのは、
自分の家計と気持ちに照らして納得しているかどうか
です。
もし、
- 生活費が厳しい
- 手元現金が少ない
- まだ制度がよく分からない
- 減るのが本当に怖い
なら、無理に始めない選択も十分ありです。
逆に、
- 少額なら出せる
- 長く使わないお金がある
- 少しずつ理解できてきた
- 相場が動く前提も受け入れられる
なら、少しずつ始めてみるのもありだと思います。
つまり、新NISAは
絶対にやるべきもの
ではなく、
納得できた人から使えばいい制度
だと僕は思っています。
まとめ
新NISAをやらない選択はありなのか。
僕は、ありだと思っています。
やらない人の気持ちが分かる理由は、
- 減るのが怖い
- 生活費に余裕がない
- よく分からないものにお金を入れたくない
このあたりがかなり自然だからです。
新NISAはいい制度です。
でも、いい制度だからといって、全員が今すぐ始めるべきとは限りません。
家計や気持ちが追いついていないなら、やらない選択も十分まともです。
そのうえで、僕は
何もしないことにも不安があるから、新NISAを使う意味はある
と思っています。
大事なのは、周りに流されて始めることでも、逆に意地で拒むことでもありません。
自分の家計と気持ちに照らして、納得したうえで選ぶこと
だと思っています。

